人口2000人超の父島よりはるかに少なく、小さい集落母島。
小笠原諸島といったら父島で旅行する方が多いと思いますが、母島にも見所はたくさんあるんです!
母島観光をするには基本2航海以上(10泊12日)が必要になってきます。
時間に追われずゆったり、のんびり過ごしましょう。
では、おすすめの観光スポットやアクティビティをご紹介していきます!
父島から船を乗り換え2時間で母島に到着!
24時間の船旅を終え、1時間後に母島行きに船、ははじま丸に乗って2時間で到着します。
気をつけるべきことはすぐに切符売り場に行き、切符の前にお弁当を確保すること!
お弁当屋さんのお弁当の数には限りがあるので売り切れて買えない人もちらほら。
比較的船酔いに強い人は船の中で食べておいた方が良いです。
それは、母島に着いてすぐお昼ご飯にありつけない可能性もあるから。
母島はもともと飲食店の数も少ない上、コロナ禍で営業していないお店がたくさんあるんです。
ですので宿泊施設では必ず夕食付きを選択しましょう。
とりあえず自分である程度の食料確保してる!という人は良いですが、お弁当は食べられそうなら買っておきましょう。
おがさわら丸の入港日は12時にははじま丸が出発します。
11時に父島に着いて12時に出発って時間がなさそうに思えますが、船乗り場は近いし、母島に行く人は多くはないのでチケットはスムーズに購入できます。ははじま丸のチケットは予約制ではありません。
購入時は現金のみとなります。
24時間船に乗った後なので丘揺れはすごいですが、慣れで2時間がとてつもなく早く感じます。
到着したらすぐに母島観光案内所へ行こう!
ははじま丸を降りてすぐ目の前に母島観光協会があります。

そこでバンに乗って母島をぐるっと周るツアーがありますよ。
お値段は5000円。所要時間は2時間半〜3時間。
ほとんどの方がこちらのツアーに参加していました。
14時に母島に着いて宿泊場所にもよりますが18時前後に夕食と考えると、特にしたいことが決まっていなければツアー参加は良いと思います。
観光所の窓口で必要事項の記入と支払いをしてバンに乗り込みます。
母島唯一のダイビングショップ「ダイブリゾート母島」
母島のダイブショップは1つです。
現地でしか予約できません。ツアー会社を利用していても母島でのダイビングやドルフィンスイム、ホエールウォッチングの予約は取れません。
ですので母島2日目にダイビングをしたい場合は到着してすぐにダイブリゾート母島へ予約を取りに行く必要があります。
歩いて5分かからないくらいなのですぐです。
タイミングによってスタッフが出払っているので待つ必要があるかもしれません。
ダイビングライセンスの有無、何年振りのダイビングか、などの質問に答えました。
それからウエットスーツのサイズをざっくり決めて10分ほどで予約は完了。
- ボートダイビング1回 12000円
- ダイビング 器材フルレンタル 10000円
- 体験ダイビング 20000円(機材込み)
こちらはカード払い可能です。
器材フルレンタルの値段が高くなるのでダイビングライセンスを持っている方はウエットスーツ、フィン、ゴーグルなど持っていった方がよいですね。
ただライセンスはあるけどこれからダイビングをする予定がない人は借りるのも良いかもしれませんね。
荷物が少なくて済むのでお金に余裕があればフルレンタルしちゃいましょう。
楽しくて2日連続で3ダイブもしました♪
自分のレベルに合わせてくれるし、他のゲストの方たちもフレンドリーで小さいダイビングしショップならではのアットホームな雰囲気が心地よかったです。


ここで使ったお金は
3ダイブ×2日間=64000円
お弁当1コ1000円×2日間=2000円
で合計66000円使いました。
余談ですが、こちらではレンタバイク、レンタサイクルもしていますよ!
ご予約はこちら
4時間 3000円
24時間 6000円
1航海 15000円
レンタバイクは4台のみとなりますので取り合いです!
1航海滞在の方のみ事前予約可能ですので原付を使う予定がある方は母島に着く前に予約しましょう!
4時間 2000円
24時間 5000円
1航海 10000円
サクッとトレッキング?!小剣先山で絶景を見よう!
小笠原諸島旅行、2航海のプランで母島観光に行く方は大体3泊4日ほど。
ゆったり島時間で遊んでいるとすぐに時間は過ぎて行くんですよね。
おがさわら丸出港日だとははじま丸出港するのはお昼の12時。
出港に間に合わないと大変なことになってしまうけど、ボーッと待ってるだけじゃせっかくの母島の時間がもったいない!
なにかすることありますか?と宿のスタッフさんに聞いたところ、登山の服装をしていなくても、サクッと登れて絶景が見られる山が近くにありますよ。と教えてもらいました。
しかも1時間もかからずに登って降りてこられると。
ビーチサンダルでも行けますよ、と言っていたのでビーチサンダルのまま登りました。

結論:まったくもってサクッと登れません!
当たり前ですがビーチサンダルでは絶対登っては行けません!!
しかも結構距離が長い!
山頂に近づけば近づくほど道がなかったりと、ハードです!
実際は片道20分で登っていましたが、本当にしんどいです。

でもその先には絶景が待っていました。
母島が一望できる絶景。

サクッと登れるかは体力次第ですが、実際午前中、準備や下山してからのシャワーを含めても1時間半あれば登って12時発の父島行きの船に間に合います。
天の川がくっきり見える、満点の星空を見よう!
「母島 星空」と検索すれば間違いなく母島旧ヘリポートが出てきます。
が、旧ヘリポートへは原付が必須なのです。
Googleマップで調べると宿泊施設が隣接している場所からざっくり20分ほどと掲載されていると思います。
しかしながら街灯がない夜道を20分歩くのはなかなか無理があります。
母島で知り合った観光客の夫婦は2人で行ったけど暗くて怖かったし、思ったより遠かったと言っていました。
ひとりで行くのはハードルが高そうです。
そこで、近くで星がきれいに見れるところはないか?と探していたところ、脇浜なぎさ公園をすすめられたのですが、ここも暗過ぎてとてもじゃないけどひとりで入るには怖すぎるので公園手前の堤防で見ることに。
とってもしっかり見れました!
肉眼で天の川、火星をはっきり見ることができました。
星座に興味がなく、天の川や○○座なんてこじつけじゃん!と思っていた私でさえ興味津々になるほどの星のきれいさ!
星を観ている途中で母島の住民の方が望遠鏡を貸してくれたので、土星の輪や人工衛星まで見れましたよ!(間違っていなければですが)
その住人の方は旧ヘリポートより、脇浜公園手前の堤防がいちばん見えると言っていました。
- ほとんどの宿泊施設がある辺り(集落)から歩いて行ける
- ひとりで行っても安心な道のり
- 星空を邪魔しなくらいの薄暗い小さな街灯がある
この辺りの点を踏まえてもひとり旅の方には脇浜なぎさ公園前の展望台が断然おすすめです!

まとめ
いかがでしたか?
小笠原諸島というと父島の方にスポットが当たりがちですが、母島にも素晴らしい場所がたくさんあります。
父島よりさらにのんびりゆったりしている風を感じました。
2航海以上の休暇を取るのは簡単なことではありませんが、せっかく24時間かけて来る小笠原諸島、もうプラス2時間かけて、母島にも立ち寄ることを強くおすすめします。
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