憧れの世界遺産の島、小笠原諸島。
船ではるばる24時間。せっかくだからおもいっきり楽しみたい!
父島でしか味わえない大自然を楽しむためのアクティビティをご紹介します。
1日100人限定!公認ガイドと行く南島上陸ツアー
南島は天然記念物に指定されています。

東京都公認のガイドといっしょでなければ入島することはできません。
南島上陸にあたってとても厳しいルールが設けられています。
- 公認ガイドと同行しなければ入島することができない
- ガイド1人に同行者は15人まで
- 滞在時間は2時間まで
- 南島にあるものは持ち帰り禁止
- 入島できるのは1日100人まで
- 定められたルート以外歩くのは禁止
また、11月から2月末までは完全に閉鎖されますので、上陸はできません。
南島に行きたい方は3月から10月末までに旅行しましょう。
ツアーによっては南島の近くのキャベツビーチでシュノーケリングができます。
父島で唯一餌付けができる場所で魚も寄ってくるのでとても楽しいですよ!
野生のイルカといっしょに泳ぐドルフィンツアー
小笠原といったら野生のイルカ!というほど有名ですが…本当に楽しい、ワクワクするツアーです。
小笠原諸島には2種類のイルカが生息しています。
ハンドウイルカ…最も有名なイルカ。水族館にいてショーをするのも大体がこの種類のイルカです。人懐っこく、野生でもいっしょに遊んでくれるそう。
ハシナガイルカ…ハンドウイルカより少し小さめのイルカ。警戒心が強く、人なつっこくはないので見つけてもなかなかいっしょには遊んでくれない。睡眠後は少し機嫌が良くなるため、船を見つけるとジャンプしてくれたり、ゆっくり泳いでくれたりする。
野生ということもあり、会えない日もあるそう。
会えても海が荒れていたりすると危険なので海に入ってイルカといっしょに泳ぐことはできません。
ただ、毎年20年以上父島に来ている方の話によると、見れないのは1回だけだったとか。
泳ぐのは難しくてもほぼ100%の確率で野生のイルカに会えるといってもいいでしょう。
ドルフィンスイムツアーの中にはフィン、シュノーケル、ライフジャケットのレンタルは1000円。
持参する人も多いのですが、小さめのフィンの方は要注意!
イルカはとてつもなく早いので泳ぎのスキルがあっても小さいフィンでは追いつけません。
大きいフィンがない場合はレンタルしたほうがよいでしょう。
船の上でイルカを探して、見つけたら先周りして、いっしょに泳ぎます。
泳ぎに慣れていなくてもツアー始めにシュノーケルを付けて練習するので泳ぎが苦手でもいるかと泳ぐことは可能ですよ!

半日ツアーでドルフィンスイムツアーのみ、南島ツアーのみだと8000円〜
または1日ツアーで南島とドルフィンスイムがセットになったお得なツアーもありますよ!12000円〜
利用したツアーはこちら
ハート形の岩?!ハートロック(千尋岩)トレッキングツアー
こちらも東京都公認のガイドさん同行でないと参加できないツアーです。
ハートロックとはその名の通り海側から見るとハート型の大岩壁です。

片道約2時間半から3時間かけて絶景ポイントを目指します。
トレッキングするにあたって必要なものをまとめました。
- 足元がぬかるむのでハイカットのトレッキングシューズ(スポーツオーソリティなどで5〜6千円で買えます)
- スコールがあるので長袖、長ズボンの雨ガッパ(Seriaで売ってます)
- 除菌ウエットティッシュ(洗う場所がないため)
- ウインドブレーカー
- 帽子
- 汚れてもよいハーフパンツ、レギンス
- 虫除けスプレー
- 2リットルのお水もしくはお茶(500mlでは足りない)
登山途中で父島でしか見ることのできない植物や動物を公認ガイドさんがしっかりと説明してくれます。
父島のウグイスはよく姿を見せてくれます。

アメリカ施政権下時代にペットとして飼われていたグリーンアノールがそこかしこにいるので、爬虫類が苦手な方は気をつけてください。(どうやって?)


途中スコールに降られたり、新品の靴がぬかるみでドロドロになったりしましたが、がんばった甲斐があってこの絶景!
他のツアーの方と写真を撮るの楽しみにしていたのですが、おがさわら丸出港中ということもあり、ツアーの参加者はなんとひとりでした。他のツアーの方にもお会いしませんでした。
ですのでガイドさん独り占め!
ここで食べるお弁当は格別ですよ!小さいお弁当1000円くらいしますが。
あと、トイレは草むらです!笑
宮之浜園地、釣り浜でシュノーケリング
フリーの日があれば、ぜひ原付を借りて近場のシュノーケリングエリアへ!
宮之浜園地はあまり人がいないのでプラベートビーチさながら。
藁傘があってシュノーケリングの休憩時間も楽しいです。

大きな魚は見られませんでしたが海の透明度がすごい。
手前あたりでも十分楽しめます。
もう一つのおすすめスポット釣浜。

ここは原付を降りてからがぬかるんだ大きな階段をひたすら降りていくのでたどり着くまでがなかなかつらかった…
潮の流れも早いようなのでひとりでシュノーケリングするのは危険です。
ひとり旅でも誰かと行くのが得策です。
父島にはひとり旅の方が多いのできっと誰かと仲良くなっていっしょに行けるはず!
現にわたしは他のツアーでいっしょになったとある夫婦といっしょに行きました!
光るキノコが見れ る?!暗くなったらナイトツアーに参加しよう!
父島のツアーはツアーの差はあれど、1日ツアーでも3〜4時には終了します。
少しお部屋でゆっくりしたら、ナイトツアーに出かけましょう!
- ナイトツアー所要時間 約2時間
- 料金 3500〜4500円
- 定員 8名まで(ツアーによる)
19時にホテル集合/ホテルにお迎えが来てくれます。
父島でしか見られない元害獣、今は絶滅危惧種に分類されている小笠原コウモリ(見つけるのが大変)、オオヤドカリや光るキノコ、グリーンぺぺが見れますよ!

グリーンぺぺが見られるのは5月から11月の雨上がりの夜に見れるそうですが、天候次第なので見れたらラッキーかも?!

ないとツアーなら1航海で時間がない方も余裕を持って参加できますね♪
父島のアクティビティまとめ
1航海の方も2航海の方も楽しめる小笠原諸島ならではのアクティビティを紹介しました。
初めての小笠原旅行ならこの5つは押さえておきたいですね。
3泊だとどうしても全てのアクティビティを行うことは難しいと思いますが、お役に立てればうれしいです。
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